2025年夏、再び「金農旋風」を巻き起こしつつある吉田大輝選手。甲子園準優勝投手・吉田輝星の弟としても注目される彼の最速球速や成長の過程、プロスカウトの評価までを徹底解説します。
- 吉田大輝選手のプロフィールと球速の変遷
- プロスカウトや兄・吉田輝星との比較ポイント
- 「金足農のエース」としての評価と実力
吉田大輝の最速は何キロ？成長の軌跡を時系列で紹介
2024年夏の甲子園で注目を集めた金足農業高校のエース・吉田大輝選手。2025年の夏もエース兼主将としてチームを牽引しています。まずはプロフィールとともに、彼の球速の変遷を見ていきましょう。
吉田大輝のプロフィール
・氏名：吉田 大輝（よしだ・たいき）
・生年月日：2007年4月23日（18歳）
・出身地：秋田県潟上市
・身長・体重：178cm・85kg
・在籍校：秋田県立金足農業高等学校
・投打：右投右打
・ポジション：投手
・背番号：1番
・兄：吉田輝星（オリックス所属・2018年甲子園準優勝投手）
球速の推移と最新最速
・中学時代：132キロ
・高校1年夏：140キロ
・高校2年春（練習試合）：145キロ
・高校2年夏（甲子園）：146キロ（自己最速）
・高校3年夏（2025年）：144キロ（準決勝・公式戦記録）
2025年7月20日の秋田大会準決勝では、明桜高校を相手に9回完封。最速144キロを計測し、球速だけでなく試合運びの巧さでもスカウト陣の評価を集めました。
吉田大輝の最速が評価される理由とは？兄との比較も
速球派右腕として成長する吉田大輝選手ですが、評価されているのは球速だけではありません。ここでは、プロスカウトの視点や、兄・吉田輝星投手との比較を通して、その実力を掘り下げます。
プロスカウトが評価する“質の高い最速”
・DeNAスカウト「回転数2400〜2500のストレート」
・中日スカウト「完成度が高く、勝てる投手」
・巨人スカウト「兄と同様、投手センスが抜群」
「球速以上に伸びを感じる」「コーナーに投げ分ける技術がある」といった声もあり、総合力の高い投手として見られています。
兄・吉田輝星との球速・スタイル比較
| 比較項目 | 吉田大輝 | 吉田輝星 |
|---|---|---|
| 最速 | 146キロ（高校） | 151キロ（プロ） |
| 特徴 | 制球力・総合力重視 | 剛速球と気迫で押すタイプ |
| 評価 | “勝てる投手”として注目 | 高校時代から全国区のスター |
兄譲りの気迫やセンスを持ちつつ、大輝選手はより完成度の高いスタイルで勝負するタイプと言えます。
吉田大輝 最速への挑戦はまだ続く
7月22日に行われた秋田大会決勝では、延長10回の末に鹿角高校を2対1で下し、見事2年連続の甲子園出場を決定。今後は聖地・甲子園の舞台で、さらなる球速更新と活躍が期待されます。兄の背中を追いかけながらも、自分だけの道を突き進む吉田大輝選手の“最速”挑戦は、いよいよ全国の舞台へと続きます。
- 吉田大輝選手は金足農業高校のエースであり主将、兄はプロの吉田輝星選手。
- 最速は146キロ（高校2年夏・甲子園）、最新の公式戦では144キロを計測。
- 秋田大会決勝で延長10回を戦い抜き、2年連続の甲子園出場を決定。
- プロスカウト6球団が視察するほどの完成度と投球術に定評あり。
- スピードだけでなく、コントロール・勝負強さ・投手センスも高評価。
- 今後は甲子園でのさらなる飛躍と最速更新が期待される注目の右腕。