末吉良丞の球速・経歴がすごい!怪物左腕の実力とは

沖縄尚学のエース・末吉良丞(すえよし りょうすけ)選手は、最速150km/hの豪速球とプロも注目するしなやかなフォームで、すでに“高校野球界の怪物”と称される存在です。まだ2年生ながら甲子園での活躍もあり、2025年のドラフト候補として注目の的に。本記事では、彼のプロフィールから投球スタイル、プロスカウトの評価までをわかりやすくまとめました。


この記事を読むと分かること
  • 末吉良丞のプロフィールと身体能力
  • 甲子園や大会での具体的な成績
  • プロが注目する理由と今後の期待

目次

末吉良丞のプロフィールと身体能力がすごい

末吉良丞選手は2008年11月18日生まれ、沖縄県浦添市出身の高校2年生(2025年時点)。現在は沖縄尚学高校の野球部に所属し、エースナンバー「1」を背負う本格派左腕投手です。

175cmという身長に対し、体重は約90kg前後とがっしりとした体格で、特に太もも周りは67cmという驚異的な数値。走力もあり、50メートル走は7.3秒、遠投は100mと身体能力も申し分ありません。

さらに彼の投げる直球は最速150km/hに達し、1年生秋にはすでにエースの座を射止めています。その投球フォームは「江夏豊のような躍動感」とも称され、体のバネを最大限に活かしたダイナミックな動きが特徴です。

ニックネームは「よっしー」。その親しみやすい性格もあり、チーム内外からの信頼も厚い存在です。


末吉良丞の経歴と甲子園での成績まとめ

末吉選手は仲西小学校の2年生から野球を始め、中学では仲西中学校の軟式野球部に所属。中学3年時にはすでに145km/hを記録しており、当時から「逸材」として名を馳せていました。

高校に進学後は、1年生の夏から背番号20でベンチ入りし、県大会で高校デビュー。最速は146km/hをマークしています。

1年秋になると、ついにエースナンバー「1」を背負い、150km/hの球速を記録。球速だけでなく、安定した制球力と勝負強さも評価され、沖縄県大会優勝、九州大会準優勝、明治神宮大会ベスト8という好成績をチームにもたらしました。

2025年の春、選抜甲子園では青森山田高校との初戦に登板し、9回を5安打6奪三振で完投勝利。全国の注目を集めました。続く2回戦の横浜高校戦では失点もあり敗退となりましたが、存在感は十分に示しました。

同年夏の沖縄大会では、29回を投げて失点1、防御率0.31、奪三振40という驚異的な成績を残し、チームを再び県王者へと導いています。


末吉良丞はなぜドラフト上位候補なのか?

末吉良丞がプロから高く評価される理由は、ただ速いだけではありません。

まず、持ち球の多さ。直球に加えて、2種類のスライダー、カーブ、さらには新たに加えたスプリットなど、多彩な球種を操ります。これにより、球速に頼らず駆け引きで勝負できるのが強みです。

また、体格が大きいだけでなく「柔らかさ」も兼ね備えており、それがフォームのしなやかさに表れています。

実際、巨人の榑松スカウトディレクターは「剛と柔を兼ね備えた左投手」とし、ソフトバンクの永井スカウト部長も「馬力があるし、腕の振りも良い」と高評価を与えています。

好きな選手は同じ左腕の宮城大弥選手(オリックス)。趣味は散歩、好きな食べ物はハンバーグと、グラウンド外では等身大の高校生らしさも感じられます。

末吉良丞が“高校野球の怪物”と呼ばれる理由

高校1年生で150km/hを記録する球速
プロ顔負けの体格と太もも周りの筋力
多彩な変化球で打者を翻弄
大舞台でも物怖じしないメンタル
スカウトも絶賛する伸びしろと柔軟性

これらすべてを兼ね備えた末吉良丞選手は、間違いなく今後の日本球界を担う逸材のひとりです。


この記事のまとめ
  • 末吉良丞は沖縄尚学のエースで最速150km/hの左腕
  • 小中学時代から注目される高いポテンシャル
  • 甲子園でも完投勝利の実績を持つ
  • プロも注目する体格・球種・柔らかさを備える
  • ドラフト上位候補として大注目の高校生投手
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